羊皮紙風染色紙~錬金術師のメモ用紙~
今回は羊皮紙風に染色したものについて紹介していきたいと思います。
簡単に中世の錬金術師や魔術師が使っていそうなアンティークな用紙が作れますよ~
Ⅰそもそも羊皮紙とはどんなもの?
そもそも羊皮紙とはどんなものなのか、Wikipediaで調べてみました。
羊皮紙は古代から文学や神聖な文書の筆写に使われてきた。エジプトや小アジアの一部ではより安価で入手しやすいパピルスを使ったが、これはエジプトほど気候が乾燥していない土地では傷みやすくカビなどに侵されやすかった。このような理由で序々にパピルスは羊皮紙に置き換わっていった。
古代から羊皮紙は使われていたんですね。中世には紙が普及していきましたが、それでも重要な書類などには羊皮紙が使われていたそうです。
中世の羊皮紙職人(percamenarius)はギルドを作り、製法の秘密を厳重に守っていたので、当時の製法はあまり伝わってはいない。
当時の製法は詳しくは伝えられていないそうですが、そうした秘密主義的な部分や門外不出な技術なんていうのもロマンがありますよねw
Ⅱ”羊皮紙風染色紙”のつくり方
それでは材料と工程を画像付きで紹介していきたいと思います!
【材料】
・紅茶のティーバック…2個
・焼きミョウバン…少々
・コピー用紙
(以下は装飾例として必要なもの)
・封蝋
・麻紐
【所要時間】
約2時間30分(染色時間含む)
【つくり方】
1.紅茶を煮出し、染色液を作る
紅茶のティーバッグ2個を熱湯100mlで煮出し、焼きミョウバンを加えて染色液を作る
2.コピー用紙の周囲をちぎり、染色する
コピー用紙のふちを手でギザギザにちぎって染色液に2時間ほど浸す
3.オーブントースターで焦がし加工をする
アルミホイルの上に2.で染色した用紙を乗せる。オーブントースターで1分ほど焼いて乾かす。(好みの色合いによって焼き時間を調節してください。焦げすぎないように焼すぎには注意です。)
4.完成!
焼きミョウバンを加えなくても染めることはできますが、
焼きミョウバンはナスの漬物などの色付けに使われるとあって、染まり具合は使用した場合のほうが断然ですので、焼きミョウバンを使用されることをお勧めします。
私はスーパーの漬物材料コーナーで購入しました。
【↓装飾例】
完成した用紙を丸め、麻紐で結びます。
結び目に封蝋をグルーガンで止めれば、書簡風にできます!
いかがでしたでしょうか?
ぜひ皆さんも羊皮紙風染色紙、作ってみてくださいね!